MPC2000 Reference Manual [JAPANESE] [ENGLISH]
【コマンド】   【AD_DA】
【使い方】
GET_AD

GET_AD   0 X(1090) 360 4       
GET_AD 1 Z(1090) 100
GET_AD 0 X(100) (ch,100)
【書   式】 【機   能】
GET_AD CH ARRAY() Cnt [ms]

ADデータの連続取得
【解   説】
注) CHは0〜7です。
MPC側の1msecタイマーを利用したMPC-AD12からのリアルタイムデータ取得です。
唯一の1msecタイマーで起動する機能のため、マルチタスク的な使い方はできません。

コマンドでは、取得チャネル、データの収納配列、獲得数、msec単位での取得インターバルを指定します。
インターバルを省略すると1msec間隔となります。
このコマンドは、データの取得完了を待たずに終了します。
終了監視は、関数GET_AD(0)によって行います。この関数が1を返している間は、データ取得中です。

サンプルは、MPC-1000でステップモータを回しながら4msec間隔で、ADデータを取得するものです。
配列には点データ、MBK配列、DIM宣言配列を使用することができます。
この例では、データの更新確認を、X(1449)の値の更新によって行っています。

なお、データ配列にX()を指定しCntの上位ワードに2〜8の値を設定すると、同時に複数チャンネルデータ取得します。
2〜4の場合は、使用する点データが四個に収まるため点データのポインタは一回のサンプリングで1ずつ増加しますが、
5〜8の値を設定すると、2ずつ増加します。20160314以後の機能

例1 GET_AD 0 X(100) (3,100)

X(n) <- CH0
Y(n) <- CH1
U(n) <- CH2 (n = 100 〜 199)にデータ格納されます。

例2 GET_AD 0 X(100) (8,100)

X(n) <- CH0
Y(n) <- CH1
U(n) <- CH2
Z(n) <- CH3
X(n+1) <- CH4
Y(n+1) <- CH5
U(n+1) <- CH6
Z(n+1) <- CH7 (n = 100 〜 299)にデータ格納されます。


データ取得チャンネルも変更することができます。
GET_AD 2 X(100) (2,100)
この場合、X(n) <- CH2,Y(n) <- CH3 (n = 100 〜 199)にデータ格納されます。

注) (3,100)は (3<<16)|100と同じ値になります。




80       X(1449)=0
90 PGB "P" 1800
95 SYSCLK=0
100 WAIT SYSCLK=>360
110 GET_AD 0 X(1090) 360 4
120 WAIT X(1449)!=0
125 PRINT SYSCLK
130 WAIT SW(RDY_PGB)==0
#
  [LASTMODIFY]2016-09-09 11:42:59 [CREATEDATE]2010-02-16 17:34:03
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