MPC2000 Reference Manual [JAPANESE] [ENGLISH]
【コマンド】   【AD_DA】
【使い方】
SET_AD

SET_AD 10 10 10
SET_AD &h80|4 &H80|8 16
SET_AD AD1 10 10 10
SET_AD AD7890_10 30 30 30 30
SET_AD AD1 AD7890_10
【書   式】 【機   能】
SET_AD [args]

AD設定
【解   説】
SET_ADコマンドは、
ADコンバータのタイプや平均値サンプリングのサンプル個数を指定します。
AD(1,ch)での読み取りはデフォルトで1msec*8個での平均値となっていますが、
このサンプル個数を2〜127の範囲で指定することができます。

たとえば、以下のコマンドラインでは、
SET_AD 10 10 10 10 20 20 20 30
ここでは
CH0 10,CH1 10,CH2 10,CH3 10 ,CH4 20,CH5 20, CH6 20,CH7 30
と平均値個数を設定しています。
2枚目のMPC-AD12に対しての設定は以下のように行います。
SET_AD AD1 10 10 10 10 20 20 20 30

逐次平均
平均値数に&H80をORすると、AD(0)の値が逐次平均に置き換えられます。SET_AD &H80|4
とした場合、AD(0)で得られる値は、最近4個(4msec)の平均値となり、デジタルフィルタ機能となります
20160314以後の機能

ADコンバータをAD7890-10に交換した場合には以下を実行します。
SET_AD AD7890_10
これは、AD7890-10が負の電圧に対して2048〜4095の値を割り当てることに対する補正。
2枚目のMPC-AD12をAD7890-10に交換した場合は、以下のとおりです。
SET_AD AD1 AD7890_10
なお、AD1 AD7890_10は予約定数で、-10の値を持ちます。




FORK   1 *disp
END
*disp
dd=0
M=400
SET_AD AD7890_10
SET_AD 40
FORMAT "S000"
DO
t=AD(1,0) : t2=AD(1,2)
d=(M-t)*2 : IF d>35 THEN : d=25 : END_IF
IF d<0 THEN : d=0 : END_IF
PWM 0 d
a$=STR$(t)
b$=STR$(t2)
c$=a$+b$
IF dd%10==0 THEN
PR_LCD c$
END_IF
INC dd
TIME 100
LOOP
  [LASTMODIFY]2016-03-15 11:36:21 [CREATEDATE]2008-12-15 17:45:44
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