MPC2000 Reference Manual [JAPANESE] [ENGLISH]
【コマンド】   【演算】
【使い方】
FILL

FILL   aho(0) 0 0
FILL aho(10) 10 -110 2
FILL X(6) 20 10000 100
FILL P(6) 20 100 0
FILL MBK(100) 10 500 -2
FILL MBK(200~Lng) 100000 10000
【書   式】 【機   能】
FILL array(N) Count [Val Inc]

配列要素にデータを連続設定する。点データ、MBKデータにも有効
【解   説】
配列要素の初期化コマンドです。
第1引数は初期化したい配列の先頭要素を記述します。
第2引数は、カウント数です。いくつ、初期化するかを指定します。
ただし、0を指定すると、指定配列すべてとなります。

例えば、
FILL AHO(0) 0
とするとAHO(0)〜配列範囲内で内容をすべて0に設定します。

FILL AHO(5) 10
この場合は、AHO(5)〜AHO(14)を0にするという意味になります。

第3引数をいれると、0以外の数を設定できます。
FILL AHO(5) 10 100
AHO(5)〜AHO(14)を100に設定するという意味になります。
さらに、第4引数をいれると設定値をオートインクリメントします。

FILL SYSDAT(1) 100 501~Lng 2

この例では、SYSDAT(1)〜SYSDAT(100)に
501~Lng
503~Lng
と2を加えながら、設定していきます。負の数を設定すれば、減算しながら設定します。

配列要素は、バッテリバックアップされていますが、プログラムの変更などで、
メモリ位置がかわります。このため、常に適切な初期化が必要となります。

配列要素に点データP(n)を与えると、X,Y,Z,Uのすべての要素を同じ値にします。
FILL P(1) 100 => P(1)〜P(100)を0,0,0,0にします。




DIM   aho(100)
FILL aho(0) 0 0
FILL aho(10) 10 -110 2
FOR i=8 TO 30
PRINT i aho(i)
NEXT
FILL X(6) 20 10000 100
FILL MBK(100) 10 500 -2
FILL MBK(200~Lng) 100000 10000
  [LASTMODIFY]2011-06-27 18:18:28 [CREATEDATE]2007-12-10 18:46:57
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