MPC2000 Reference Manual [JAPANESE] [ENGLISH]
【関数】   【文字列】
【使い方】
PTR$

ptr_=a$
ptr_=ptr_+10
k$=PTR$(5)
【書   式】 【機   能】
PTR$(m)

ポインタの位置からm文字
【解   説】
ボインタの位置からm文字の文字列を取り出します。
文字列の中から必要とする文字列の切り出しが容易にできます。
ポインタ位置はptr_に反映されるため、この値を操作することによって文字列の切り出し位置を調整できます。
ptr_は、ptr_=a$や、SERCHコマンドで初期化されます。

例1)場所・文字数が予め判明している場合の、PTR$()の使用方法

例2)1つの文字列になっている2つの数値を、 それぞれ独立した文字列に分解する方法です。
ポインタの位置の差を文字列の長さとして使用しているのに注意してください。




1)
FORMAT "" /* 文字列書式設定クリア
TT$=HEX$(TIME(0)) /* 時分秒取得
ptr_=TT$ /* 文字列の位置を取得
ptr_=ptr_+2 /* ポインタ再設定
HH$=PTR$(2) /* ポインタの位置から2文字切り出し
ptr_=ptr_+2
MM$=PTR$(2)
ptr_=ptr_+2
SS$=PTR$(2)
CL$=HH$+":"+MM$+":"+SS$ /* 文字列連結
PR "(1)" TT$ "->" CL$ /* TT$:元の文字列 CL$:合成後の文字列

#RUN
(1) 00123400 -> 12:34:00
#

2)
C41$="Mx+9.7042e+002 My+6.3210e+002"
' Serching the space position
a_=C41$
l_=LEN(C41$)
SERCH C41$ " "
b_=ptr_
'b_ is the space position.
a_=ptr_-a_
ptr_=C41$
C1$=PTR$(a_)
ptr_=b_
C2$=PTR$(l_-a_)
PRINT C1$
PRINT C2$
#RUN
Mx+9.7042e+002
My+6.3210e+002
#
  [LASTMODIFY]2012-03-16 16:00:45 [CREATEDATE]2007-10-30 00:00:40
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