MPC2000 Reference Manual
[JAPANESE]
[ENGLISH]
【コマンド】
【保守】
【使い方】
SLOW_RUN
SLOW_RUN 1 100
SLOW_RUN TMOUT 1000
【書 式】
【機 能】
SLOW_RUN taskn [ timer ]
SLOW_RUN TMOUT [n]
指定タスクの遅延実行
ダウンカウンタ時間設定
【解 説】
SLOW_RUNは、引数により、以下の二通りの使い方があります。
例1) SLOW_RUN 1 1000
この場合は、タスク1の実行ステップごとに1000msec時間待ちを指定することになります。
この値はプログラム実行中にも変更できます。
デバッグの最初はこのコマンドにより、慎重にゆっくりプログラムを実行させ、
デバッグが進展するにしたがってより早く実行させるようにします。
プログラムの安全が確認できたら、"SLOW_RUN 1"を実行します。
このように、引数にタスク番号のみを指定すれば、タイマー待ちは解除されます。
例2) SLOW_RUN TMOUT 1000
引数に予約定数"TMOUT"を追加すると、タイムアウトダウンカウンタの設定となります。
通常、ダウンカウンタは通常100m秒ごとにダウンカウントしますが、
この例のように100以上の値を設定すると、指定msec値ごとのダウンカウントとなります。
この例では、1000msec(1秒)ごとにダウンカウントとなります。
なお、SLOW_RUNでの設定は、パワーオンリセットで解除されますが、
プログラム中に記述すると遅延要素が不用意に設定されてしまうのでコマンドとして使用してください。
[LASTMODIFY]2011-07-19 16:08:57
[CREATEDATE]2009-04-09 17:00:08
MPC2000 Reference Manual -R5.11-
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