MPC-2100LにフラッシュROMデータを残したまま、旧いバージョンからアップデートすると、うまく動作しない場合があります。
これは、2100Lのユーザプログラムエリアが拡張されたために旧いユーザデータと整合しないことがあるためです。
このため、アップデート前には、ERASEを実施してフラッシュメモリのデータを消去しておいてください。
結果として、ERASEなく、アップデートした場合ADRSS ERR!!を表示して停止する場合があります。この場合は以下のようにしてください。
●ADRSS ERR!!表示後モニタモード有効
ユーザプログラムを残したまま、アップデートすると、パワーオン後ADRSS ERR!!となり復旧できなくなる場合。
このバージョンでは、ADRSS ERR!!後、モニタモードにはいるため、e<CR>eをタイプすると、フラッシュROMを完全消去し不具合を回避できる。
処置実行後、パワーオンリセットしてください。
●ADRSS ERRにならず、動作がおかしい場合
ERASEコマンドの実行が可能であれば、これを実行してください。
ERASEコマンドを実行できない場合は、一端、元のパージョンに戻して、ERASEしてから再度アップデートしてください。
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2010-09-27
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